【ExcelVBA】配列の初期化
◎配列の初期化
初期化とは、配列の中身をからっぽにする感じです。
例)配列の変数名:Hensu
'---
'配列の初期化
Erase Hairetsu
'---
ウォッチウインドウで配列を確認しながらEraseを行ってみると、配列がどうなっているかわかりやすいです。
配列の数(要素数)を変数宣言時に指定してなくて、変数などで列数、行数をあてて配列をつくる場合、配列は「動的配列」と呼ばれるものになるんですが、その場合はEraseするとメモリの開放をおこないます。
動的配列の作り方は、以前の記事で何通りか解説してるので、そちらを参考につくってみてください。
つくった配列に中身を詰め込んだ状態でEraseしてみてください。
ウォッチウインドウで配列を確認すると、Hairetsu(1,1)とかいう項目も全部消えてしまって、Hairetsuという配列名だけになってしまうことが確認できます。
変数宣言時にすでに行数、列数を指定して作成している「固定配列」だった場合は、それぞれのデータ型の初期値になります。
例えばHairetsuという配列をLong型(データ型)でつくったとします。
※固定配列をつくるときはこんな感じで書きます。
Dim Hairetsu(1 to 3, 1 to 2)As Long
Hairetsu(1,1)に「4」という数値が入っていた状態でEraseすると、ウォッチウインドウで確認するとHairetsu(1,1)が「0」になっていることが確認できます。
※初期値はデータ型によって変わります。
(数値型は0、バリアント型はEmpty値、文字列型は"")
解説みてもわかりにくいと思うので、一度動的配列、固定配列、両方作ってEraseしてみてください。
わたしは動的配列は多用しますが、きめうちで配列をつくる固定配列はあんまり使わないので、この投稿用に実際に書いてみてウォッチウインドウで確認して「おお!」となりました。
わかんないことはいろいろやってみるのもいいかもしれないですねー。
ではまた。