できるだけ簡単な言葉で説明ができる人になりたい

◎できるだけ簡単な言葉で説明ができる人になりたい

 

これはもう20代のころからずっと思っていることで
人に何かを教えたり説明したりしているときに心がけていることです。

 

自分がわからないことがあった時や、ちんぷんかんぷんな会議に出たときによく思ったことなんですが、IT用語以外にもやたら横文字を使ったり、難しい言葉を多用してお話をされてしまうと、全然頭に入ってきません。

その難しいなー、っていう言葉を、脳内で自分の理解できる言葉に変換することがメインになってしまっているうちに、話題がかわってしまうことも結構ありました。

 

というより、まったくわかんない!ってシャットアウトしてしまうこともありました。

でもわからないままだと困るのでいろんな人に質問してみたのですが、大体の人が得意げに難しい言葉を話して説明してくださるので、やっぱり理解できず・・・。

 

ある日、社内でも一目置かれている方に、意を決してわからないことについて質問してみました。

 

すると。
その方は、もう小学生でもわかるんじゃないか、というくらい、簡単な言葉を使い、専門用語を話す場合はその専門用語についても小学生レベルのわたしにわかるように説明をしてくれたのです。

それもそんな話も長くない!!!

そのとき咄嗟に理解しました。

 

もちろんその仕事についてもですけど、

こういう話し方をするのが正解なんだ、っていうことを。

こういう話し方をする人こそが、仕事ができる人なんだ、ってことを。

 

その日からわたしは、人と話すとき、

この人はどこまでの理解があるかな?というチェックをしながら話を聞いて、

できるだけ簡単な言葉を選ぶようにしています。

 

難しい言葉を使った方が、できる人に見られる、って思っている人が大半だと思うのですが、それは恐らく雰囲気です。まぁ本人的には理解もできているとは思うのですが、人に話が伝わらないなら、その話した時間は無駄でしかありません。

難しい言葉を使って説明する人で、簡単に説明してください、って言ってもできないのは、もしかすると本人も7割くらいの理解でお話しているからかもしれません。

 

できる人はその場にいるすべての人間にわかる言葉を選びながらお話をしている人だとわたしは思ってます。

 

 

というおはなし。

 

 

 

 

「言葉にできる」は武器になる。

「言葉にできる」は武器になる。

  • 作者:梅田 悟司
  • 発売日: 2016/08/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

ではまた。